
海外FXでガチ勢御用達業者といえばTradeviewです。Tradeviewは日本ではあまり知名度はありませんが、他の海外FX会社よりも大きなメリットがあるFX会社です。
例えば、海外FXは日本の業者と比較するとスプレッドが広いのでスキャルピングには不向きと言われることがあります。確かに、そのような面もありますが、Tradeviewは海外FXの中でも一番スプレッドが狭い業者です。
この記事はこんな人におすすめ!
- 海外FXでスプレッドが狭い業者を探している
- 資金が多めにある人で、海外FXで効率的に資金を増やしたい人
- 金融ライセンスに信頼がある業者を探している人
今回の記事ではTradeviewの紹介、Tradeviewで取引を行うメリットやデメリット、Tradeviewの各プラットフォームの紹介、Tradeviewと他の海外FX会社のECN口座の比較という順番で説明いたします。
Tradeviewはスキャルピングやデイトレードをしたいトレーダーの方には自信を持っておすすめできる会社です。
目次
Tradeviewはケイマン諸島のライセンスを持つFX会社
Tradeviewは2004年にアメリカで設立された海外FX会社です。海外FX会社で既に10年以上の歴史を持つ業者は少なく、いまだに存続しているということは他の海外業者より信頼がおける証拠です。金融ライセンスはケイマン諸島のCIMAのライセンスを取得しています。
海外FX業者の多くが金融ライセンスの免許を取りやすい、セーシェル諸島やベリーズなどの金融ライセンスを取得していますが、同じ島でもケイマン諸島のライセンスは一味違います。
ここがポイント!!なぜなら、ケイマン諸島はFATFというマネーロンダリングなど不正なお金の流れを取り締まる機関であるFATFという機関にも高く評価されており、日本を上回る5番目の位置付けを獲得しています。
つまりケイマン諸島は日本よりも規律が厳しい島であり、ライセンスについても簡単に取得できるわけではないことがわかります。またIOSCOという投資家保護期間にも加盟するなど、他の金融ライセンスが緩めの国のFX会社とは全く力の入れようが違います。
顧客の資金管理は分別管理されており、350万ドルの信託保全もあるので安心!
海外FX会社で取引をする上で大事な点は、私たちトレーダーの資金がきちんと守られているのかという点です。Tradeviewは以下の方法でトレーダーの資金をきちんと守っています。
Tradeviewは信託保全もあり安全性の高いFX会社
- 第三者会計機関であるFundAdministration Incが管理している
- スペインに本社を置き、ヨーロッパだけでなく、アメリカの証券取引所にも上場しているサンタンデール銀行が分別管理している
- Tradeviewとサンタンデール銀行が破綻しても35000ドルの信託保全がついているので、安心
ここがポイント!!以上のようにTradeviewはきちんと信託保全がついています。ちなみに日本でよく知られている海外FX会社の多くは信託保全がついているFX会社は少ないのが現状です。つまり、安全性を重視するならTradeviewでの取引をは断然おすすめです。
ちなみに、ケイマン諸島のライセンスであるCIMAは海外FXでは珍しく日本人も規制や監督の対象になっているので安心してください。もちろん、分別管理と信託保全についても日本人も対象に入っています。
Tradeviewは日本人のトレーダーはまだ少ない
Tradeviewは日本ではあまり知名度がない業者です。この記事で初めて目にした人がいるかもしれません。Tradeviewはもともと日本市場には積極的ではなかったのですが、近年、公式ホームページの日本語対応など日本人の営業に力をいれてきました。
ただ金融庁の圧力があったことで、日本人を積極的に勧誘しているわけではないですが、日本語のホームページも残っているので、現在も日本人トレーダーの受け入れをしています。
Tradeviewのメリットを解説!
数ある海外FX業者の中からTradeviewで取引を行う強みは何でしょうか?また逆に弱い部分はあるのでしょうか?ここからはTradeviewのメリットについて説明いたします。下記はTradeviewのメリットです。
- ECN口座ではダントツの狭いスプレッド
- ECN口座の手数料が、10万通貨あたり往復5ドルと圧倒的な安さ
- 取引できる通貨が70種類もあり、仮想通貨のトレードも可能
- X Leverage口座の最大レバレッジは500倍!
- 入出金手段が9種類以上と豊富
- 金融ライセンスの信頼性が高い
- 信託保全もあり35000ドルまでの資産は安全
- MT4はもちろん、Ctraderも用意されている
- ゼロカットシステム導入
- NDD方式を採用しているので透明性が高い
スプレッドの狭さはもちろん、手数料の安さや取り扱い通貨の多さなど多くのメリットがあります。ここからは順番にそれぞれのメリットについて紹介いたします。
ECN口座ではダントツの狭いスプレッド!
Tradeviewの一番のメリットはECN口座ではダントツの狭いスプレッドです。スプレッドが狭いことをウリにしている海外FX会社は他にも多くあります。しかし、Tradeviewはそれらの会社と比べても引けを取りません。スプレッドの狭さについては後ほど他の海外FXと比較していますが、かなり狭いです。
ILC口座の手数料が往復5ドルと海外FXの中で一番の安さ!
一般的に海外FXではスプレッドが狭いECN口座の場合、1Lot毎に手数料を取られます。つまり、いくらスプレッドが狭くても、手数料が高ければ他の業者よりも損をすることもあります。スプレッドの狭さで業者を選ぶなら、同時に手数料の安さも考えないといけません。
ここがポイント!!TradeviewのILC口座の手数料は海外FX会社の中でもトップクラスの安さです。手数料が安ければ、他の業者にスプレッドで負けている通貨でも、手数料を合わせた実質スプレッドでみるとTradeviewの方が安いこともあります。
X Leverage口座のレバレッジは最大500倍!ILC口座も最大400倍の取引が可能!
X Leverage口座は最大でレバレッジ500倍のトレードが可能です。レバレッジ500倍は海外FX業者の平均的なレバレッジよりもやや高い水準なので、効率よく資金を増やすことができます。またILC口座はMT4だと最大でも200倍でしか取引ができませんが、cTraderを利用すれば最大レバレッジが400倍で取引できます。
取引できる銘柄が多く、仮想通貨の取引もできる
TradeviewはFX通貨ペアが70種類も取引できます。メジャー通貨の取引はもちろんマイナー通貨も多くの通貨ペアに対応しています。さらにFXだけでなく、CFDや仮想通貨の取引もできるので、なるべく多くの商品を取引したい人にもおすすめできるFX会社です。
特にECN口座はCFDや仮想通貨の取引が充実していない会社も多いので、この点は大きなメリットです。
入出金手段が豊富
Tradeviewは入出金の手段が豊富です。なお、公式ホームページを見ると、銀行送金もできるようになっていますが、こちらは海外の銀行への送金しかできません。またネッテラーやスクリルについては、2016年10月より日本居住者は利用できなくなりました。またOKPAYやUnionPayについては利用できなくなっています。
したがって、現実的に利用できる入金手段と出金手段は以下の9種類となっています。
- クレジットカード
- bitwallet
- ecoPayz
- uphold(リップル入金)
- bitpay
- Epayments
- fasapay
- STICPAY
- TransferMate
この中でおすすめなのはbitwalletやSTICPAYです。bitwalletは一番おすすめの入出金手段なので、海外FXをする方は登録することをおすすめします。
- 出金手数料が824円!(通常の銀行送金は2000円〜7000円の手数料を取られる)
- クレジットカードや銀行口座に紐付けできる
- 利益が出た際、クレジットカードのように入金した金額分しか出金できないことがない
- 1時間以内で出金が可能!
- 他の海外FXでも対応業者が増えている
このようにbitwalletは手数料も安く、1時間以内の出金も可能なのでとても便利です。またbitwalletにはかなわないですが、STICPAYもなかなかおすすめできます。以下はSTICPAYのおすすめポイントです。
- 9000円以下の出金ならbitwalletよりも手数料が安い
- STICPAYカードを作ることで、セブン銀行ATMなどでお金を下ろすことも可能
少額での出金ならSTICPAYがおすすめです。またセブン銀行から手軽に出金できるのも大きなメリットです。現金だけでなくupholdを利用すればリップルコインでの入出金もできます。仮想通貨での入出金をしたい方は、ぜひ登録してみてください。
Tradeviewのデメリット
スプレッドが狭いなどメリットが多いTradeviewにもデメリットはあります。主なデメリットは下記の6つです。
- MT4のILC口座は最大レバレッジが200倍と少し低め
- ILC口座は初回入金10万円以上必要
- MT4のILC口座の最低取引量が10000通貨と少し高め
- ロスカット水準が100%と高め
- 国内銀行送金に対応していない
- ボーナス制度はない
デメリットを見る限り初心者にはおすすめしにくいFX会社であることがわかります。ここからはデメリットについて解説いたします。
ILC口座は初回入金額が多く必要で、最低取引単位が0.1lotから
ILC口座は、Tradeviewの口座の中でおすすめの口座です。ただし、初回入金額が1000ドル掛かる点や最低取引単位が0.1lot(1万通貨)からなので、初心者や資金が少ないトレーダーにはつらいです。資金が数万円しかない方や資金が10万円以上あっても不安な人は、まずはX Leverage口座で取引することをおすすめします。
ロスカット水準が海外FXの中で一番高い100%
Tradeviewは、どの口座も証拠金維持率が100%を切ると強制ロスカットになってしまいます。他の海外FX業者のロスカット水準はほとんどが20%〜30%なのであまりレバレッジを高くした取引はやりにくいですね。少額の資金で効率よく資金を増やしたい人には不便なFX会社です。
国内銀行送金に対応していない
Tradeviewは日本国内の銀行送金には対応していません。海外の銀行なら対応していますが、ほとんどの人が口座を持っていないでしょう。ただ、心配する必要はありません。bitwalletなら銀行口座に紐付けができるので簡単に入金や出金ができ、さらに手数料も通常の銀行送金よりもかなり安いです。
ボーナス制度がないのは、高い約定率やスプレッドの狭さを実現するため!
Tradeviewは海外FX会社の醍醐味である入金ボーナスなどのボーナス制度がありません。
ここがポイント!!しかし、ボーナス制度がない会社は、高い約定率やスプレッドを狭くするなど取引環境の整備に重点を置いている会社が多いです。確かに初心者にとっては、入金ボーナスがあれば取引が楽になります。
しかし、Tradeviewは取引を多くする中上級者にとってメリットが多い会社です。特にTradeviewは海外FXの中でもスプレッドの狭さには定評がある業者なので、今後も取引環境の整備に力を入れた方がトレーダーにとってのメリットは大きいです。
このようにTradeviewにもデメリットはありますが、中上級者のトレーダーにとってはそこまで大きなデメリットではありません。
Tradeviewのプラットフォームについて解説!
Tradeviewでは海外FXではあたりまえに提供されているMT4だけではなく、MT5やcTrader、CURRENEX、cTraderコピーの5種類のプラットフォームが利用できます。ここからはTradeviewで提供されている各プラットフォームのスペックについて紹介します。
TradeviewではMT4を含めた5種類のプラットフォームが利用できる
Tradeviewには5種類のプラットフォームがあります。cTraderコピーはコピートレードと呼ばれる優秀な投資家と同様な取引が可能ですが、あまり人気がないのが実情です。したがって、Tradeviewで取引する場合、他の4種類のどれかのプラットフォームを利用するのが良いです。
MT4(X Leverage口座とILC口座)・MT5・cTrader・CURRENEXの各口座については以下のようなスペックです
Tradeviewで提供されているプラットフォームの比較
X Leverage口座(MT4) | ILC口座(MT4) | MT5(ILC口座) | cTrader(ILC口座) | CURRENEX(ILC口座) | |
注文方式 | STP | ECN | ECN | ECN | STP |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 100倍 | 400倍 | 400倍 |
最少取引単位 | 0.01lot | 0.1lot | 0.1lot | 0.01lot | 0.1lot |
スプレッドの狭さ | 広い | 狭い | 狭い | 狭い | やや狭い |
最少入金額 | 100ドル | 1000ドル | 1000ドル | 1000ドル | 1000ドル |
1lotあたりの取引手数料(往復) | 無料 | 5ドル | 5ドル | 100万ドルごとに50ドル | 6ドル |
通貨ペアの数 | 70 | 70 | 70 | 41 | 41 |
貴金属 | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 |
CFD | 15 | 15 | 15 | 10 | 10 |
暗号通貨 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 |
スマートフォン・タブレット端末対応 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ロスカット水準 | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% |
EA対応 | ○ | ○ | ○ | △※ | × |
※cAlgoやcMirrorに対応しています。
X Leverage口座が利用できるのはMT4のみです。ILC口座については全てのプラットフォームで利用可能です。これだけプラットフォームがあるとどのプラットフォームを選べば良いのか迷われる方も多いかと思います。迷っている方は以下の点に沿ってプラットフォームを決めれば大丈夫です。
プラットフォームの選び方
- ECN口座でレバレッジをきかせて効率よく稼ぎたい→cTrader
- スプレッドの狭い口座が良い→MT4のILC、MT5、cTrader
- 少額の資金でFXをしたい→MT4のX Leverage口座
- EAを使った自動売買をしたい→MT4のILC口座、MT5
- メジャー通貨だけでなくマイナー通貨の取引もしたい→MT4の口座
X Leverage口座とCURRENEXを選ぶメリットは少ない
5つのプラットフォームのうちX Leverage口座(MT4)とCURRENEXは他の海外FX業者の方が良い条件の口座を探せるので、あまりおすすめできません。X Leverage口座は最大レバレッジ500倍で最低入金額が100ドル、最少取引単位が0.1lotから可能です。ただし、Tradeviewに口座開設をする場合、X Leverage口座は旨味がありません。
さらに、他の会社に比べてスプレッドが広すぎる点やロスカット水準が100%な点もデメリットです。他の口座でもロスカット水準は100%ですが、初心者や少額資金でトレードをしている人にとっては、ロスカット水準はなるべく低い方がトレードがしやすいのです。
したがって、Tradeviewは資金が少ない初心者には向いていないFX会社です。またCURRENEXはスプレッドが他のECN口座と比べると見劣りします。さらに1lotあたりの手数料も少し高くなり、取引ができる通貨も少なくなってしまいます。ECN口座にこだわるなら、MT4のILC口座やcTraderの方が条件が良いのでそちらの方がおすすめのプラットフォームです。
MT4のILC口座やcTraderは他の会社のECN口座よりも素晴らしい!
スキャルピングトレーダーやデイトレーダーなど、スワップや約定率など取引環境が良い会社を探しているならTradeviewは断然おすすめです。おすすめのプラットフォームはMT4のILC口座やcTraderです。MT4のILC口座などのECN口座は他の会社と比べてもスプレッドがとても狭く、手数料を合わせても良い条件でトレードが可能です。
ここがポイント!!スプレッドが狭いことをウリにしている海外FX会社はたくさんありますが、Tradeviewはその中でも一番のスプレッドの狭さです。なお、MT4とcTraderの違いはほとんどなく、通貨ペアの数が違うぐらいです。
どちらかというとTradeviewは資金を数十万持っている中上級者が、スキャルピングやデイトレードで稼ぐためのFX会社といえます。ただMT4のILC口座にもデメリットはあります。それは最大レバレッジが200倍しかない点です。X Leverage口座と比べるとどうしても劣ってしまいますね。
TradeviewのX Leverage口座とILC口座について比較
ILC口座とはInnovative Liquidity Connectorの略で、高速約定で狭いスプレッドを提供するTradeview独自のシステムを提供している口座のことです。
ここでは、MT4のX Leverage口座とILC口座、cTraderのILC口座を比較します。
TradeviewのX Leverage口座とILC口座の比較
X Leverage口座 | ILC口座 | MT5 | cTrader | |
注文方式 | STN | ECN | ECN | ECN |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 100倍 | 400倍 |
最少取引単位 | 0.01lot | 0.1lot | 0.1lot | 0.01lot |
スプレッドの狭さ | 広い | 狭い | 狭い | 狭い |
最少入金額 | 100ドル | 1000ドル | 1000ドル | 1000ドル |
1lotあたりの取引手数料(往復) | 無料 | 5ドル | 5ドル | 100万ドルごとに50ドル |
通貨ペアの数 | 70 | 70 | 70 | 41 |
貴金属 | 3 | 3 | 3 | 2 |
CFD | 15 | 15 | 15 | 10 |
暗号通貨 | 5 | 5 | 5 | 5 |
スマートフォン・タブレット端末対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ロスカット水準 | 100% | 100% | 100% | 100% |
EA対応 | ○ | ○ | ○ | △※ |
ILC口座はMT5でも提供されています。しかし、MT5の最大レバレッジは100倍です。最少取引単位も1万通貨からと使い勝手がよくありません。レバレッジが低いと証拠金が高くなってしまいます。ILC口座を使いたいのなら最大レバレッジが200倍のMT4か最大レバレッジが400倍のcTraderがおすすめです。
ここがポイント!!MT4のILC口座よりも、cTraderの方が最少取引単位が少なく、リスクの低いトレードがしやすいというメリットがあります。口座のスペック的には、スプレッドの狭さも変わりません。違いは取り扱い通貨ぐらいなので、マイナー通貨の取引をあまり積極的にやる予定がないのならcTradeでの取引が良いです。
TradeviewのECN口座と各FX会社のECNを比較してみた!
ここからはTradeviewのECN口座であるILC口座(MT4とcTrader)と他の海外FX会社が提供しているECN口座のスペックを比較してみます。スプレッドの狭さはもちろん、レバレッジ上限やFX会社の安全性についても比較します。
各FX会社のスペックの比較表
Tradeview
ILC口座 (MT4) |
Tradeview
ILC口座 (cTrader) |
Axiory
ナノスプレッド 口座 |
TitanFX
ブレード 口座 |
XM
ZERO口座 |
|
最低入金額 | 1000ドル | 1000ドル | 200ドル | 200ドル | 200ドル |
最少取引単位 | 0.1lot | 0.01lot | 0.01lot | 0.01lot | 0.01lot |
FX取り扱いペア | 70 | 41 | 61 | 63 | 56 |
CFD(貴金属・こもディティ含む) | 18 | 12 | 16 | 20 | 2 |
仮想通貨 | 5 | 5 | × | × | × |
ロスカットレベル | 100% | 100% | 20% | 20% | 20% |
最大レバレッジ | 200倍 | 400倍 | 400倍 | 500倍 | 500倍 |
2万ドル以上 | 200倍 | 400倍 | 400倍 | 500倍 | 200倍 |
10万ドル以上 | 100倍以上? | 100倍以上? | 300倍 | 500倍 | 100倍 |
20万ドル以上 | 100倍以上? | 100倍以上? | 200倍 | 500倍 | 100倍 |
スプレッドの狭さはTradeviewのILC口座が素晴らしい!
Tradeviewはスプレッドの狭さが一番のメリットです。そのことは他の業者と比較してもわかります。下の表はTradeviewとAxiory、TitanFX、XMのECN口座のスプレッドについて比較しています。
Tredeviewの口座と有名な海外FX会社のECN口座のスプレッドの比較!
Tradeview
X Leverage 口座 |
Tradeview
ILC口座 (ECN口座) |
Axiory
ナノスプレッド 口座 |
TitanFX
ブレード 口座 |
XM
ZERO口座 |
|
USD/JPY | 1.9pips | 0.1pips | 0.6pips | 0.3pips | 0.1pips |
EUR/USD | 1.7pips | 0.2pips | 0.5pips | 0.2pips | 0.2pips |
EUR/JPY | 1.9pips | 0.4pips | 0.9pips | 0.7pips | 0.6pips |
GBP/USD | 2.0pips | 0.5pips | 0.9pips | 0.8pips | 0.6pips |
AUD/USD | 1.9pips | 0.6pips | 0.8pips | 0.6pips | 0.5pips |
AUD/JPY | 2.6pips | 0.9pips | 0.8pips | 0.6pips | 1.1pips |
EUR/GBP | 2.7pips | 1.0pips | 1.1pips | 0.8pips | 0.8pips |
TradeviewのX Leverage口座はスプレッドが狭いわけではないです。しかし、ECN口座であるILC口座ではとても狭いスプレッドです。特に世界的に取引量が多いドル円とユーロドルについては0.0pipsを計測するほど狭く、スプレッドが狭いことで有名なXMのZERO口座と同じぐらいの狭さです。
その他の通貨も他の業者よりもスプレッドが狭い通貨が多いので、Tradeviewはスキャルピングをやる方にはおすすめの業者です。
Tradeviewは往復の手数料が一番安い!
Tradeviewは手数料の安さも魅力的です。下の表はTradeviewと各海外FX業者のECN口座を利用した場合に掛かる手数料の比較です。
各FX会社のECN口座における往復の手数料の比較
Tradeview
ILC口座 |
Axiory
ナノスプレッド 口座 |
TitanFX
ブレード 口座 |
XM
ZERO口座 |
|
10万通貨毎の往復手数料 | 5ドル | 6ドル | 7ドル | 10ドル |
TradeviewのILC口座は他の有名な海外FX業者を含めても一番手数料が安い業者と言えます。同じくスプレッドの狭さがウリであるXMZERO口座はTradeviewのILC口座と比べると手数料が2倍掛かります。スプレッドや手数料という面でいえば、Tradeviewの圧勝ですね。
レバレッジで比較
レバレッジについてはほとんどの業者が400倍〜500倍です。TradeviewはMT4のILC口座のレバレッジは最大でも200倍と低いのが難点です。しかし、MT4へのこだわりがなければcTraderのILC口座をおすすめします。cTraderのILC口座であれば最大レバレッジが400倍まであげることができるので、他の会社と同じぐらいのレバレッジになります。
ここがポイント!!裁量トレーダーでスキャルピングをする方にはcTraderは特におすすめです。パソコンだけでなく、スマートフォンのアプリにも対応しているので、外出中も取引が可能です。
レバレッジ制限についても調べてみました。Tradeviewについては公式ホームページに記載がないのでサポートに問い合わせをしました。その答えは、資金が日本円で1000万円以上になると制限をしますが、最低でも100倍を下回ることはないということでした。
具体的なレバレッジまでは教えていただけませんでしたが、ILC口座のレバレッジ400倍が10万ドルを超えていきなり100倍になるとは考えにくいので、他の業者のように段階的に下がっていくと予想されます。
TitanFXはレバレッジ制限を設けていないようです。億単位の資金を持っている人はほとんどいないと思いますが、レバレッジ制限がないのは魅力的です。Axioryについては10万ドル以上の資金からレバレッジ制限を行います。ただし、100倍以下には下がりません。
XMについては、2万ドル以上からレバレッジ制限が始まります。他のFX会社は10万ドルからレバレッジ制限を掛ける業者が多いので、多くの資金を持っている人にはデメリットです。
ちなみに公式ホームページにはTradeviewのX Leverage口座とILC口座の紹介ページがあり、ILC口座の最大レバレッジが100倍になっていますが、これは英語圏の方の最大レバレッジです。日本在住者の方のレバレッジは200倍となっています。
(画像引用元:Tradeview公式ホームページhttps://www.tradeviewforex.com/accounts.php)
最低入金額やロスカット水準で比較
最低入金額で比較するとTradeviewよりも他の業者の方が少ない証拠金でトレードができます。日本円で2万円前後と10万円前後ではかなりの違いです。またロスカットレベルで比較するとTradeviewでは証拠金維持率が100%を切ると強制ロスカットされてしまいます。
一方、他のFX会社は20%なので、少々含み損を抱えても耐えられるようになっています。ただ、Tradeviewは元々資金が多い中上級者向けのFX会社なのでこれらの差は仕方がないのかもしれません。
安全性で比較するとTradeviewとAxiroyが信託保全ありで信頼できる!
日本で有名な海外FX会社の多くはオフショアのどこかの金融ライセンスを登録している事が多いです。なぜなら海外FX会社は、日本居住者に対して営業活動を行うことを金融庁から禁止されているからです。そのため日本の金融ライセンスを得るためには、かなり厳しい規定を守ることを強いられます。
そこで多くの海外FXでは、キプロスや、バヌアツ、ニュージーランド、セーシェル諸島などオフショア地域の金融ライセンスを取得しています。
下記は各FX会社の金融ライセンスや顧客の資金の管理方法についての比較です。業者によっては、複数の金融ライセンスを取得していますが、日本人居住者に限った場合で比較しています。
各FX会社が取得している金融ライセンスと顧客の資金管理方法の比較(日本人のみ)
Tradeview | Axiory | TitanFX | XM | |
日本人居住者の金融ライセンス | ケイマン諸島 | ベリーズ | バヌアツ共和国 | セーシェル |
分別保管 | ○ | ○ | ○ | ○※ |
信託保全 | ○(3万5千ドル) | ○(全額) | × | × |
※信託保全ではないが、AIGの保険に入っているので100万ドルまで補償される
ここに注意!TaitanFXは安全性という面では劣ります。以前はニュージーランドの金融ライセンスを取得していましたが、2017年7月18日に登録が解除されてしまいました。海外FXの場合規制の厳格化で金融ライセンスを移官することは珍しくありません。
現在では、バヌアツ共和国の金融ライセンスを取得しましたが、それまでの間は、無免許状態で営業を続けていたということなのでちょっと不安ですね。少額の資金ならともかく多くの資金を預けられる会社ではありません。XMについては、信託保全がついていないですが、100万ドルの保険に加入しているので、分別保管のみの業者よりも信頼はできます。
ここがポイント!!TradeviewとAxiroyについては分別保管・信託保全ともされているため、安全性については文句のつけようがありません。分別保管についてはほとんどの海外FX業者が行なっていますが、信託保全をしているFX会社はかなり少ないので、信託保全がついていることはかなり安全性が高い業者だといえます。
通貨ペア数で比較すると、TradeviewはFXの数では引き分けだが、仮想通貨の取引が可能!
通貨ペア数で各FX会社を比較すると、TradeviewではMT4のILC口座は70通貨ペアと、他の会社よりもFX通貨のペア数で大きくリードしています。しかし、cTraderのILC口座での取引だと逆に通貨ペア数で大きく負けています。
ただし、どちらの口座もECN口座でありながら仮想通貨の取引ができる点はメリットです。仮想通貨の取引は海外FX会社でもサービスが開始されていますが、TradeviewのようにECN口座でも取引が可能な会社は少ないです。仮想通貨もレバレッジ5倍でトレードが可能です。仮想通貨はFXよりも値動きが激しいので、スキャルピングもできればかなり稼げるかもしれません。
ホームページの日本語化や電話での日本語対応はない
海外FX業者は日本人居住者のための問い合わせページを設置していることが多いです。主な問い合わせ方法としては、電話・メール・ライブチャットがあります。
各FX会社の日本語対応の比較
Tradeview | Axiory | TitanFX | XM | |
ホームページの日本語化 | × | ○ | ○ | ○ |
電話(日本語) | × | × | ○ | ○ |
メール(日本語) | ○ | ○ | ○ | ○ |
ライブチャット(日本語) | ○ | ○ | ○ | ○ |
ライブチャット営業時間(日本語) | 24時間 | 13時〜21時 | 24時間 | 24時間 |
Tradeviewは日本での営業にあまり力を入れていなかったため、メールやライブチャットには対応していますが、ホームページは日本語化に対応していません。また電話についても日本語に対応していません。ただ、日本語に対応していないホームページはGoogleのホームページ翻訳機能でだいたいの意味は理解できますし、日本の金融庁に配慮しているともいえるので、一概に悪いわけではありません。
TradeviewはスキャルピングトレーダーにおすすめのFX会社!
いかがでしたでしょうか?Tradeviewは日本ではあまり知名度がないので怪しいFX会社だと思う人もいるかもしれませんが、それは違います。スプレッドの狭さや手数料の安さだけでなく、信託保全までついている安全性の高い優良業者です。
もし、スキャルピングをやっていて条件が良い会社を探しているのなら迷わずTradeviewをおすすめします。中上級者のトレーダーなら満足されるFX業者であることは間違いありません。